基本情報対策 データベース (2)

今回の基本情報対策は、データベースです。2回目になります。関係データベースの操作や、ACID特性に関する問題を選びました。ACID特性は大事なので、A・C・I・Dのそれぞれの特性をよく覚えておきましょう。

問題 1

SQL文を実行する際に,効率が良いと考えられるアクセス経路を選択する関係データベース管理システム(RDBMS)の機能はどれか。 (基本情報技術者試験 平成26年春期 午前問25)

(A) オプティマイザ

(B) ガーベジコレクション

(C) クラスタリング

(D) マージソート

正解は A


オプティマイザとは、RDBMSでSQL文を実行する際に、最も効率的な方法を探し出す機能です。

(A) オプティマイザ

これは正しいです。

(B) ガーベジコレクション

これは誤りです。ガーベジコレクションは、不要になったメモリ領域を解放して、空き領域を確保する仕組みです。

(C) クラスタリング

これは誤りです。クラスタリングは、データの集合を類似度でグループに分けることです。

(D) マージソート

これは誤りです。マージソートは、分割/併合を用いたソートアルゴリズムです。

問題 2

関係データベースの操作のうち,射影(projection)の説明として,適切なものはどれか。 (基本情報技術者試験 平成26年春期 午前問26)

(A) ある表の照会結果と,別の表の照会結果を合わせて一つの表にする。

(B) 表の中から特定の条件に合致した行を取り出す。

(C) 表の中から特定の列だけを取り出す。

(D) 二つ以上の表の組から条件に合致した組同士を合わせて新しい表を作り出す。

正解は C


射影とは、関係データベースの関係演算の1つで、表から特定の列を取り出します。

(A) ある表の照会結果と,別の表の照会結果を合わせて一つの表にする。

これは誤りです。和(union)の説明です。

(B) 表の中から特定の条件に合致した行を取り出す。

これは誤りです。選択(selection)の説明です。

(C) 表の中から特定の列だけを取り出す。

これは正しいです。射影(projection)の説明です。

(D) 二つ以上の表の組から条件に合致した組同士を合わせて新しい表を作り出す。

これは誤りです。結合(join)の説明です。

問題 3

トランザクションが,データベースに対する更新処理を完全に行なうか,全く処理しなかったのように取り消すか,のどちらかの結果になることを保証する特性はどれか。 (基本情報技術者試験 平成26年春期 午前問29)

(A) 一貫性(consistency)

(B) 原子性(atomicity)

(C) 耐久性(durability)

(D) 独立性(isolation)

正解は B


原子性とは、データベースの更新処理において、更新が完全に行われるか/そうでないかの、いずれかの状態になることをいいます。

(A) 一貫性(consistency)

これは誤りです。一貫性は、トランザクションにおいて、内容に矛盾がない状態を保証することです。

(B) 原子性(atomicity)

これは正しいです。

(C) 耐久性(durability)

これは誤りです。耐久性とは、トランザクションに障害が発生しても、内容が保証されることです。

(D) 独立性(isolation)

これは誤りです。独立性とは、複数のトランザクションを同時に実行する場合に、各トランザクションが独立して処理されることです。