基本情報対策 ネットワーク (4)

今回の基本情報対策は、引き続きネットワークです。LAN上の装置に関する問題や、TCPポート、プロトコルに関する問題を選びました。ネットワークのプロトコルはたくさんの種類がありますが、プロトコルの名前と、何のために使われるのかはできるだけ覚えておきましょう。

問題 1

LANにおいて,伝送距離を延長するために伝送路の途中でデータの信号波形を増幅・整形して,物理層での中継を行う装置はどれか。 (基本情報技術者試験 平成26年秋季 午前問32)

(A) スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)

(B) ブリッジ

(C) リピータ

(D) ルータ

正解は C


リピータとは、ネットワーク上を流れる電気信号を増幅して、伝送距離を延長する、物理層の装置です。

(A) スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)

これは誤りです。スイッチングハブは、ブリッジと同じ働きをする装置ですが、複数の端末と接続できます。

(B) ブリッジ

これは誤りです。ブリッジは、端末のMACアドレスをもとにしてデータを中継する、データリンク層の装置です。

(C) リピータ

これは正しいです。

(D) ルータ

これは誤りです。ルータは、端末のIPアドレスをもとに、データの中継や経路選択を行う、ネットワーク層の装置です。

問題 2

TCP/IPネットワークで,データ転送用と制御用に異なるウェルノウンポート番号が割り当てられているプロトコルはどれか。 (基本情報技術者試験 平成26年秋季 午前問33)

(A) FTP

(B) POP3

(C) SMTP

(D) SNMP

正解は A


ウェルノウンポートとは、TCP/IPでよく使用される0~1023番のポート番号のことで、HTTPの80番、FTPの20・21番などがあります。

(A) FTP

これは正しいです。FTPは、ファイルを転送するためのプロトコルであり、転送用にTCPの20番、制御用に21番を使用します。

(B) POP3

これは誤りです。POP3は、メールを受信するためのプロトコルであり、TCPの110番を使用します。

(C) SMTP

これは誤りです。SMTPは、メールを送信するためのプロトコルであり、TCPの25番を使用します。

(D) SNMP

これは誤りです。SNMPは、ネットワーク上の端末を監視・制御するプロトコルであり、通知のためにUDPの161番と162番を使用します。

問題 3

TCP/IPのネットワークにおいて,サーバとクライアント間で時刻を合わせるためのプロトコルはどれか。 (基本情報技術者試験 平成26年秋季 午前問35)

(A) ARP

(B) ICMP

(C) NTP

(D) RIP

正解は C


NTPは、ネットワークを介して正確な現在時刻を取得するためのプロトコルです。

(A) ARP

これは誤りです。ARPは、IPアドレスからMACアドレスを取得するためのプロトコルです。

(B) ICMP

これは誤りです。ICMPは、ネットワークの疎通を確認するために使用されるプロトコルで、pingコマンドで使用されます。

(C) NTP

これは正しいです。NTPにより、NTPサーバが保持している正確な時刻を取得できます。

(D) RIP

これは誤りです。RIPとは、ネットワーク上の最短経路を求めるのに使用されるプロトコルです。